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カミヤツデ再び

草作家のYさんの呼びかけによる「カミヤツデ(紙八手)からの紙作り」が、実現へ!
01伐採
カミヤツデからつくられるという「通草紙」。
造花の材料や、短冊、書画などに用いられるというが、詳しい作り方はよくわからないまま、手探りで。
まずは、カミヤツデの木を伐るところから。
幹は2年目のもの。

ヤツデの場合は伐り戻しの時期は梅雨時と聞くが、
Yさんご自身で昨年のこの時期に、別のカミヤツデの木を伐って、また芽吹き再生すること、
そして、中に「通草紙」の原料になる白い髄があることを確認済み。

03断面たち 04髄の取出し
適当な長さで切断し、中の髄をくりぬいて・・・

05かつら剥き 06切片たち
「かつら剥きにする」という情報もあるので、なんとかやってみたけれど、まだ若い幹のものだからなのか? 乾燥させてから剥くべきなのか・・・?
発泡スチロールそのもののやわらかさで、なかなか難しい!(写真左)
1年目の特に若い部分は、横断の向きに裂け目ができていたりもして、これにそって割いてみたり・・・(写真右)。

いかにも紙!という仕上がりではないなけれど、でも短冊になら、素敵なものになりそうだ!
みんなで未知の素材と向き合い戯れた、愉しいひととき。


07雌の強い木
今回、私たちに幹を提供してくれたカミヤツデの木。
この木がかなり不思議な子で。

08紙八手雌花 10雌の強い木のおしべ2
カミヤツデについては詳しい資料が見当たらないが、
ヤツデの場合は、「雄性先熟の両性花」※を付けることが知られている。
※ひとつの花に雄蕊(おしべ)も雌蕊(めしべ)もあるが、先に雄蕊が熟し、その後、脱落する頃に、雌蕊が発達することで、近親交配を避ける、という仕組み

でも、この木の花には、咲きたての花を含め、どの花を見ても、雌蕊ばかり(写真左)。
よくよく探してようやくわずかな雄蕊が見つかったけれど(写真右の右上の白いものが雄蕊の葯)、同時に雌蕊も目立ち、雄性期というものはなさそうだ。

被子植物は両性花から始まり、進化の過程で雌雄異株の種ができたといわれるが、
この木は、もしや、カミヤツデに雌株が生まれつつある進化の最先端とか・・・???
よくわからないけれど、また芽吹いて、来年、よく見させてくださいね・・・!


11両性花の木
となりのこちらのカミヤツデの木は・・・

12紙八手雄性期 13雌性期
ヤツデと同じセオリーどおり、10日前に雄性期だった花たちが(写真左)、今日は、雌性期に移行していた(写真右)。


14ランチ
最後に、ランチの小豆カレーと、自家製豆乳ヨーグルト(色々トッピング付き)も、とてもおいしかった!
Yさん、Kさん、ありがとうございました・・・!

最後の最後にもう一つ余談。
カミヤツデは、この髄のほか、根、蕾、花粉の各所が、生薬として、漢方薬の材料となる。
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*AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
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