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たからの庭でハーブと暮らす ~11月編~

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立冬を過ぎ小雪を明日に控え、旧暦では神無月8日。
冬の始まりの神無月は、神を祀る季節、中旬には神様が出雲へ集合してお留守になるという。

〈季節の自然とチューニングする時間〉
今日は、たからの庭の敷地から、近くのハイキングコースへも足を延ばして。
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毛足の長い冠毛でふんわりと舞う定家蔓の種子(写真左・中央)。
足元には吉祥草が花を咲かせているのを発見。
この花の言い伝えのとおり、みんなにラッキーが訪れますように!
そして、花の香りを村上先生が率先して確認してみると、なんとも香り高い・・・!
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〈日本のハーブ・西洋のハーブとつき合う時間〉
本日の日本のハーブはニッケイ、西洋のハーブはフェンネル。
その両方を使って、体を温め、お腹にやさしい冬向きのシロップを作るのが実習。
先ほどの散策で、肉桂の近縁種の藪肉桂の稚樹も確認、そしてシロップに加えるために、消化器系を整える作用がある車前子(オオバコの実:写真左)も摘んだ。
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1Lの水に対し、上白糖を700g(40%濃度)を煮溶かし、フェンネル60g、ニッケイ大さじ4、スターアニスとクローブ少々、車前子大さじ1、レモンの皮2つ分を加えて、混ぜながら、15分ほど煮て、最後にレモン汁も加え、濾して出来上がり。

お湯などで5倍くらいに薄めていただけば、冬の夜、身も心も温まりそう・・・!

〈ニッケイ〉
日本にはニッケイ(Cinnamomum sieboldi)が自生するが、これにごく近く樹皮が桂皮という生薬として用いられるシナニッケイ(中国肉桂:C. cassia)と、シナモンスティックなどで知られるいわゆるシナモン(セイロン肉桂:C. zeylanicum)、この2種について薬理的な研究がされている。

シナニッケイとシナモン、改めて香りをかぎ比べてみると、
両者に共通のニッケイ属らしい甘くスパイシーな香り(共通成分の桂皮アルデヒド)のほか、
シナモンの方には、針葉樹と共通のピネン、バラと共通のゲラニオール、クローブと共通のオイゲノール等が含まれていて、華やかさとすっきり感をも併せ持つ複雑で広がりのある香り。

解熱、発汗、抗アレルギー、健胃、駆風、鎮静、鎮痛、代謝促進(桂皮)の作用があり、疲労、胃腸の不調、風のひき始めに適応される。

そして、お菓子にトッピングすると、血糖値上昇を抑制するという研究成果があるとの朗報も!
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まとめ【たからの庭でハーブと】

立冬を過ぎ小雪を明日に控え、旧暦では神無月8日。冬の始まりの神無月は、神を祀る季節、中旬には神様が出

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