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たからの庭でハーブと暮らす ~8月編~

たからの庭での、植物療法の学校トトラボの村上志緒先生による連続講座。01水引の前で
ミズヒキの花の前で

<季節の自然とチューニングする時間>
8月22日の今日は、暑さが止むという「処暑」の前日。
残暑の中にも秋の気配が感じられる頃。
02ヤブミョウガ 03ダイコンソウ 04タマアジサイ
左から、ヤブミョウガ、ダイコンソウ、タマアジサイ(敷地外)の花。

<日本のハーブとつき合う時間>
今回の日本のハーブは、蓬(よもぎ)
(ヨモギ:本州~九州、ニシヨモギ(沖縄名はフーチバ):関東~沖縄、オオヨモギ:北海道~近畿)は、日本の全域に分布、
そしてヨモギ属は、日本以外にも、北半球に広く分布し、多くの民族で邪気を払う魔除けのハーブとして用いられてきた。
有効成分として、タンニン、1,8シネオール、α-ツヨン、フェラドレン、ビタミン、ミネラルなどを含有し、
抗菌作用のある精油成分を豊富に含むことが、邪気を払うという利用につながっているようだ。
たとえば、ネイティブアメリカンが儀式や浄化のために用いる二大ハーブは、ホワイトセージとセージブラシ。このうちセージブラシは、実はヨモギ属の植物。
また、蓬のアイヌ名は、「神の揉み草」を意味する「カムイノヤ」。
悪夢を見たときのお浄めに葉や茎で体をたたいたり、蓬人形を飾って疫病神を追い払ったりしたという。

収斂、止血、鎮痛、抗菌、血行促進の作用があり、冷え、風邪、にきび・湿疹などの不調や水虫にも用いられる。

用法としては、伝統的な煎じ薬のほか、入浴剤、煎じ液による冷湿布、チンキ剤の内服および希釈によるローション、温浸または冷浸による浸出油によるスキンケア・マッサージなど。
また、最近の研究によれば、チンキ剤(内服)には、抗肥満、高糖尿病効果があるとのこと。

05ヨモギ 06クレイ 07化粧水
実習は、ハイドロゾル(芳香蒸留水)を用いた、ローション作り。
オオヨモギのハイドロゾル50mlに、クレイ(カオリンまたはイーライト)を小さじ1。
夏向きのさっぱりした感じの中にも、適度にしっとり感もある使い心地だ。

<西洋のハーブとつき合う時間>
今回の西洋のハーブは、ブルーベリー
ツツジ科スノキ属の北米原産の植物。果実のほか、葉も利用される。
主な成分は、アントシアニン、ビタミンA、ビタミンE、フラボノールグルコシド、プロアントシアニジン、クロロゲン酸、ルチンなど。
抗酸化作用のほか、血流促進があることから眼精疲労や肩こり、冷えに用いられる。

北米ネイティブアメリカンによる利用は、様々な不調の万能薬として用いられるほか(アラバマ族)、煎剤を皮膚のかゆみに(イロコイ族)、葉の浸剤を腎臓の不調に(マカ族)、ハゼの葉やベアベリー、柳の樹皮と併せて煙草に(トンプソン族)等々、多様で興味深い。

08ブルーベリー 09シェイク材料 10シェイク
実習は、むろう大沢農場から届いた、無農薬有機肥料で丹精された、完熟のブルーベリー果実に、
ローズ、ペパーミント、シナモンのパウダーも加えた、なんともぜいたくなシェイク!
ゆたかな香りにみんなでうっとりしつつ、講座の終了・・・
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*AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
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