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ハマゴウの咲く浜辺

01ハマゴウ群落 01ハマゴウ
ハマゴウ群落が広がる葉山一色海岸。
シルバーがかる葉や、うす紫の花が美しい上に、全体に香りがよく薬効もあり、
そして海辺の厳しい環境を生き抜く力も秘めた、魅力的な植物!

<海浜植物としてのハマゴウ>
日本の本州から、アジア東南部、南大西洋、オーストラリアまで、世界の広範囲の自然海浜に生育する。
IMG_1944.jpg IMG_1945.jpg 04蜂
水によく浮く果実(写真左)は、海流に乗って遠くまで運ばれ、分布の広さの理由の一つ。
それに、指に、妙に磁石のようによくくっつくのにも意味があるのか!?(写真中央)
ちなみに、花粉は虫が運ぶが、おしべがくるんとカールし、訪れるコバチにしっかり花粉がついていそう(写真右)。

白い葉裏は、砂浜のはね返りによる光や熱から体を守り、地中に深く伸ばす根は、乾燥や砂の移動への適応・・・
過酷な環境を生き抜く工夫が随所にみられる反面、多くの生物が好む、内陸のより穏やかな環境には生きられない。
自然海浜が残されてさえいれば、そこにはありふれているはずの、自然海浜の指標のような植物。

<有用植物としてのハマゴウ>
果実も、枝葉も、香りがよくて薬効がある。
果実は、生薬としては蔓荊子と呼ばれ、煎じて服用すると鎮痛作用、解熱作用、強壮作用があり、頭痛、関節痛、解熱、強壮、風邪などに効果があるそうだ。
果実を枕の中身にすると、頭がよくなるという言い伝えも!
枝葉は入浴剤にすると、打撲、神経痛、肩こり、筋肉痛などに効くとのこと。
そして、草木染も試してみたら、カーキ色系にしっかりと染まった。

<佐渡島での利用>
以前、佐渡のアロマテラピーペンションでウーフをさせて頂いたときには、
周囲にハマゴウがたくさん生えているとともに、
佐渡では、土地の植物民俗がよく研究され文献にまとめられていて、ペンションにもそんな本が置かれていたり、
伝統的な植物の利用を実践している方を紹介していただいたりもした。

それによると佐渡での、ハマゴウの伝統的な利用は、
・枝を燃やして蚊よけ
・枝葉を粉末にしたものを「線香的に燃やす」 など

蚊よけは、そのことをペンションの方へお伝えして、実際に、ペンションのテラスで試してみたり、
そして、「線香的に燃やす」というのは、正式な名称は忘れてしまったのだけど、
型紙を使って、ハマゴウの粉末を渦巻き型に積もらせて、それに火をつけて、線香のように利用するもので、
実際に、その実演を見せていただき、とても興味深かった。
そんなこんなが、貴重な体験として、心に残っている。

<ハワイでの伝承>
ハワイのレイは、植物ごとに様々な意味を込めて用いられるが、ハマゴウのレイにはこんな伝承も。
ハワイにおける幸運や長寿の守り神である海亀が、初めて生まれたとされる、ラーナイ島のポリファというところがあり(今もウミガメが産卵しているらしい)
その土地までの険しい道のりを乗り越え、ウミガメの産卵や孵化を見届けた後に、
その証に、ハマゴウでレイを作って身に付けて帰ってくる、というものだ。

・・・知れば知るほど尽きない、ハマゴウの魅力!
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Hare+

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人も植物も ともにいきいきと つながりたい!
*AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
*森林インストラクター
*ビオトープ管理士(計画部門1級)
*緑花文化士

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