新春、海辺の町の庭木たち

クロマツ
逗子海岸近くの住宅地を歩いていると、クロマツの隣りで、はじけて赤い種をのぞかせる実をたわわにつけたマサキの木が視界に飛び込んできた!

マサキ トベラ
はじけた実から赤い種子をのぞかせる実は、マサキ(写真左)をはじめ、ニシキギ科に共通で、かわいらしい!
他には、ニシキギのほか、マユミ、ツリバナ、ツルウメモドキなど。

近くには、トベラの木も(写真)。
節分の日に、イワシの頭を刺して魔除けに扉に掲げるのに、ヒイラギでなくこの木を使う地方があり、「トビラ」がその名の語源という。

マサキ、トベラ、クロマツいずれも、もともと日本の海岸に自生し、庭木の定番に採用されるに至った木たち。
海辺の町、逗子では、本来の環境に近いからか、とても生き生きとして見える。
海辺は、潮風、強風、強い日差しなど、自然環境は厳しいが、これに適応すれば、その代わり、害虫や植物同士の競争など、生き物間のストレスは少ない環境。
人間同様、植物にもそれぞれの生き方が。


澄んだ青空の下、堂々と枝を広げる松の木と、その元で、寒さの中にも葉を茂らせ豊かに赤い実をつける低木たち。
お正月の祝福、そして新しい1年をスタートさせるエネルギーを秘めた生命力の象徴のように感じられた!
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冬の海辺 ~立石公園~

立石 ハマボッス
冬の立石公園。
「立石」と岬のクロマツの間に、雪化粧をした富士山(写真では見にくいが)を遠く望む風景(写真左)も、足元でさりげなく紅葉するハマボッス(写真右)も、どちらも美しい!


海岸群落 プリン
先日、庭木として目にしたクロマツ、マサキ、トベラがセットで、生き生き伸び伸びと野生している(写真左)

立石公園の向かいのマーロウで戴いたプリンには、それぞれ、日本水仙の花、クローバー、カクレミノの葉などの植物が一枝ずつ添えられていたが、私のは、マサキの実だった!(写真右)


マテバシイ 作品
食後、再び海岸へ。
マテバシイのどんぐりが、しっかり帽子(殻斗)をかぶったまま、いい感じに風化していて、味わいのあるかわいさ(写真左)
そして姪っ子の芸術作品!?(写真右)

旧暦新年に向けて 土用の養生

ニホンズイセン自然のリズムを巧みに捉え、自然と調和した生き方の知恵がいっぱいに詰まった旧暦。
その旧暦を使い始める絶好のチャンスが近い!
なぜなら、今年は、旧暦の元旦が、新暦2月3日、節分に当たるから。

太陰太陽暦である旧暦は、立春(太陽暦)に最も近い新月の日(太陰暦)が元旦になるが、
今年は、節分の日が新月すなわち月齢0、そして立春が月齢1に当たり、
生物が同調する月のリズム(月齢に基づく太陰暦)と、季節のリズム(太陽暦)、双方のスタート地点がピタリと重なったところから、旧暦の新年が始まるというわけだ!

立春は春の始まり。
ここから春の「兆し」が順次始まり、その後、
春分、つまり春のピーク時点からは、それがわかりやすいかたちで「現象化」するという。
季節もなにごとも、「兆し」の時点で気付く感性を持ち、それに基づいた行動を取れるようになりたい・・・!


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(自家製のタンポポコーヒー。タンポポの根も根菜同様、土用の養生によいという。)

そして、四季の始まり「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前の約18日間が「土用」、
季節の変化に備えて、養生をする時季で、冬の土用は1/17~2/3
冬の土用の養生食としては、米のデンプン質や甘酒、干し芋などがよく、
また、4回の土用に共通して、自然な甘み、特に根菜類に火のエネルギーをたっぷり加えて煮炊きしたキンピラや筑前煮、けんちん汁など、胃腸を温めて、身体に活力を与えてくれるものを摂り、
そして改めて、ごはんや味噌汁を食事の中心におくことで、身体も心も中心軸が安定し、ぶれなくなるという(参考文献:「マワリテメクル小宇宙」岡部賢二)

さらに、冬の土用は、旧暦での1年の締めくくり
1年を振り返り取りまとめ、次の1年へ備える充電期間ともいえる。
旧暦の「しわす」に重なり、現在は「師走」と表記されるが、もともとは、「為果つ(しはつ)」(=成し遂げる)であったとのこと。
明治6年に、日本で現在のグレゴリオ暦が急きょ採用されてから、「しわす」も突如、前倒しされ、あわただしく、ことに追われるようになってしまったために、「師走」などという文字も定着してしまった・・・とも考えられるそうだ。

大掃除やら年賀状やら仕事の整理やら、おまけに忘年会やクリスマスイベントまで、本当にあわただしく過ごしてしまいがちな新暦の師走。
そんなふうにひととおり、身辺を身ぎれいにしたり、いろいろな人と交流をした後で、
落ち着いて心身を整え自分の内面に目を向け、旧年を総括し新年の抱負を着想する時期として、新暦新年後、冬の土用の頃を含めた「旧暦新年までのタイムラグ期間」を位置づけると、とてもいいリズムで1年を過ごせそうだ!
今年から実行しよう!


これらのことは、12/29、たかいく農園での冨田貴史さんのWSで教えていただいた。
冨田さん、そして企画して下さった英子さん、心よりありがとうございました・・・!

たからの庭

1たからアプローチ 2たから窯
写真左:シャガが密生する「たからの庭」へのアプローチ,写真右:「鎌倉陶園」の名残りの窯

念願かない、たからの庭での活動へ初参加。

3たからの家
「たからの庭」は、北鎌倉の浄智寺谷戸にたたずむ、古民家を再生した「シェアアトリエ・ハウス」。
鎌倉時代に拓かれたらしい敷地は、もとは浄智寺の境内の一部で、僧坊などがあったようだ。
その後、昭和時代には、「東勇作バレエ團」、陶芸家である久松昌子さんの「鎌倉陶園」など、芸術活動の拠点としての歴史を辿った。

ぐるりと自然に包まれた谷戸の奥。
静かに心を整え仏教の修行をするにも、インスピレーションを得て芸術的創造力を発揮するにもふさわしい、様々な可能性が凝縮されているような力を感じる豊かな環境・・・!

4白菜収穫 5サザンカ
写真左:畑で白菜の収穫,写真右:野趣に富むサザンカの花

本日の活動は、まず、午前は畑で冬野菜の収穫、次いで、樹木を知るWS。
敷地内には、清楚な花と堂々とした枝振りで野趣に富むサザンカやツバキの木が点在し、存在感を放つ!
樹齢はどれほど、いつの時代からこの地に生えてきたのだろうか。
中には、蕾をたっぷりつけながらも、やぶに覆われてしまっているものも。
花の頃までに、是非、周囲をきれいに刈り出し、日の目を浴びた姿をこの目で見、たっぷりと愛でたい・・・!
その他、崖を覆うように生え紅い実を付けたツルマサキなど、魅力的な野生種も豊富だ。
引き続き、収穫した野菜も戴いて新年お祝い会!

その名のとおり、たからの宝庫(日本語が変?)をたっぷりと体感させていただいた1日・・・!
関係者の皆さま、1日、本当にありがとうございました・・・!

Holistic cafe 桜葉染め ありがとうございました!

HC染液 HC染め HCほどき
(写真左)煮出して・・・ (写真中央)染めて・・・ (写真右)絞りをほどいて・・・!!

HC染め上がり HC差し入れ
そして、染め上がり!! ・・・りさこ先生、くみこさん、差し入れもありがとうございました!

ご参加いただいた皆さま、そして企画してくださったHolistic cafeのくみこさん、ありがとうございました・・・!
お陰さまで、桜のイメージにぴったり、やさしいピンク色の染め上がりをみなさんで楽しむことができました!

不慣れなもので、終わってみてから、桜葉染めの特色、魅力について、もっとお伝えしたらよかったと思うことが、いくつか・・・
ご参加いただいた方が見てくださるといいのですが!

【その1】
今回は、限られた時間の中で作品のボリュームもなるべく多めにした(染液の量を多めに取った)兼ね合いで、
その分、色が淡め、やさしいピンク色になりましたが、
時間を倍、あるいは染液・作品の量を半分にすれば、しっかり濃い色を染めることもできます。
桜葉は、やさしい色も、そしてしっかりした色も染め重ねをせず1回で染められる、二面のポテンシャルを持つところもすごい!
やさしい色、しっかりした色、両方の比較は近々アップ予定です。

【その2】
花を咲かせる前の桜の樹皮で美しいピンク色が染まるということが、志村ふくみさんのエッセイによって広く知られ、私も、かつて、ようやくそんな時期の枝が手に入ったとき、嬉々として染めてみたことがあります。
でも、その結果は、意外にも、ピンクではなく黄色系の染まり上がりに・・・。
考えてみれば、花を咲かせる前の枝は、花(紅系)と葉(黄系)、双方の要素がギュッと詰まっているのだから、染め上がりの可能性も幅が広いのは当然なのかもしれません。
一方、桜葉は、安定してピンク系を発色してくれるようです。

【その3】
紅葉した葉でも、ピンク系が発色するものといえば桜。
カエデの葉などは、いくらきれいに紅葉していても、茶系に染まるといわれています。


こんなに魅力的な染料の桜葉。
それになんといっても、伐って採取することなく、植物が自ら自然に落としてくれたものを集めればいいというのもうれしいです。

今後、ご参加の皆さまの生活に、ご自身で桜葉などを集めては染めるという、植物との親しみ方のバリエーションに楽しい広がりが生まれることを祈りつつ・・・!
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Hare+

Author:Hare+
人も植物も ともにいきいきと つながりたい!
*AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
*森林インストラクター
*ビオトープ管理士(計画部門1級)
*緑花文化士

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