桜葉染めテスト結果!

桜染サンプル
Holistic cafeでの桜葉染めに備えて、染めのテストをしてみた。

左右方向は、媒染等の違い。
左から、灰汁媒染(染液に重曹をプラス)、灰汁媒染、無媒染、ミョウバン媒染。
左側ほど赤みがあり、右側ほど黄茶系。

上下方向は、素材等の違い。
上から、綿(豆乳処理なし)、綿(豆乳処理)、ウール。

豆乳処理しない綿は、染まりが弱く、灰汁媒染・無媒染はほんのりした桜色がきれいだけど、堅牢度が不安?

灰汁媒染の綿(豆乳処理)は、桜の落ち葉らしい発色がきれいで、しかも、
桜葉を煮出した染液で染めた後、灰汁媒染の段階で、さらに鮮やかに発色してくるところにも、感動がある!
というわけで、ワークショップの最有力候補!(くみこさん、いかがでしょう!?)


桜銅 桜葉
写真左は、初めての試み、銅線を芯に毛糸で編みこんでから染めることで、弱い銅媒染に。
今回は、桜の花びらをかたどり、そして媒染を促すよう染液に酢を少々加え煮た後に4日ほど放置してみた。
これからも、銅線や鉄線で、いろいろな染料・デザインで試してみよう!

桜の木
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日本のジャムたち

柿ジャム 秋ジャム
写真左:ジャムにするため、粗製糖をまぶした柿+柚子, 写真右:左から、林檎、梨、柿+柚子のジャム

この時季になると、「たくさん採れるから・・・」と、いろいろな方から戴くことが多い、柿や柚子。
ともに中国周辺原産で、古く、柿は弥生時代以降、柚子は飛鳥時代以前に日本へ渡来して以来、日本の風土文化にもすっかり馴染んでいる。

農家出身の方から、「昔は、砂糖が貴重品だったから、農家では砂糖の代わりに、甘みには柿(干柿?)を使った」と聞いたときには、新鮮な驚きがあった。

昔の人の知恵にも学びながら、無農薬でも丈夫に育ってくれる重宝な果樹たち、柿や柚子をもっともっと活用したい!

まずは、柿+柚子のジャムを作った。隠し味に生姜も加えて。
煮る時間を短縮しフレッシュさを残しエネルギーも節約するために、粗製糖をまぶして一晩置いてから、翌日、煮た。
クラッカーに、水切りした豆腐+「めんこいシリアル(『プロ農夢 花巻』製、日本の雑穀と古代米のシリアル)をミックスした和風カッテージチーズ風?とともに載せて。


ジャムラベル
柿+柚子ジャムをおすそ分けしたなおみさんから、お返しに、林檎ジャムと梨ジャムをいただいた!
しかも、さすがは根っからのプロデューサーのなおみさん、とってもすてきなラベルを付けて・・・!

材料の林檎と梨は、「奇跡の林檎」の木村秋則さんの指導を受け、無農薬栽培への転換を目指しているという福島県の「あんざい果樹園」さんのもの。
熟れすぎていたり傷が入ってしまって、捨てられる運命だったもの(慣行栽培品)を格安で譲り受けたそうだ。
香りよくさわやかでフレッシュな林檎ジャムと、とろりと甘い梨のジャム、どちらもとてもおいしい!

無農薬栽培に取り組む農家さんたちを私ももっと応援したい。

12月の庭

ダイダイ アシズリノジギク
12月に入り、今年もダイダイの実は日に日に色づき、そしてアシズリノジギクは可憐な花を。
冬の寒さの中でも次々と咲いてくれる貴重な花。

ローズマリー ラディッシュ
先日、スーパーで売れ残っていたローズマリーを買って水に挿しておいたら、目論見どおり、発根してくれたので、本日、めでたくハーブ寄せ植えの鉢へ仲間入り!
そして、白・ピンク・赤ミックスのカラフルラディッシュは収穫し、今日のランチのサラダの彩りに・・・

庭木で草木染 そして講座のお知らせ

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庭の南天とピラカンサの枝葉、そしてお隣の家の庭から落ちた柘榴の実で草木染をしました。

柘榴は、世界で最も歴史の古い果樹のひとつといわれ、渡来当初の10世紀頃の日本では、おもに薬用や、当時金属製だった鏡の研磨剤として使用されていたとのこと。
染料としても、原産地のアフガニスタンや、インド、メキシコなどで、現在でも用いられているそうです。

写真右は、ピラカンサ染め綿ストール。

写真左は、手前から、柘榴、南天、ピラカンサで染めた「お茶マット」でも呼ぼうか?
晒しの布を30cmの長さでカットし二つ折り、両脇を縫い、ちょうどお茶とお菓子が載るサイズです。
そして、ここで、講座のお知らせなのですが、1月30日(日)に、桜葉染めで(染めのテスト結果はこちら)、こういったものを作るワークショップを開催します!
「草木染入門+ちょっとした手仕事」によって、身近な植物に親しみ、それを活かす技の基礎を体験し、自然や植物とつながりある暮らし方を広げるきっかけになれば・・・!というのが、願いです。

場所は、自由が丘のHolistic cafe
「カラダと心、人と人、社会、自然、地球、宇宙、みんなつながっている、そんなつながりを大切にみんなが集まれる場所を」と、アロマセラピストのくみこさんが主催しているすてきな集まりに、今回初めて仲間入りさせていただきます!

麻のいろいろ

麻は、繊維を採取して利用する植物の総称で、代表的なのは、亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)、黄麻(ジュート)、大麻(ヘンプ)だが、どれも植物としては全く別の仲間のものたちだ。
このうち日本を含む温暖多湿なアジア地域での栽培に向く、リネン以外の3種類を紹介。

カラムシ1 カラムシ2
苧麻(カラムシ、ラミー)
製品としてはたぶん最もマイナーだけど、植物そのものはもっとも身近で、山野の林縁などに野生化しているイラクサ科の植物。
一見、シソのような形の葉だが、「三行脈」と、葉の裏に密生する白毛が特徴。
原産地は東南アジアといわれ、日本では縄文時代には持ち込まれ利用されていたようだ。
畑の近くに見られることも多いのは、戦時中に栽培を奨励されたことの名残りと聞いたことがある。

カラムシ作品 ラミー糸
茎の皮をはいで繊維にする。
繊維としては、繊維が硬くコシが強く天然繊維の中で最もシャリ感があり、通気性、吸湿、放湿性があるのが特徴という。 
写真左は、野生のカラムシから自分で繊維を採取して編み、拾った貝殻などを組み合わせて作ったベンダント。
写真右は、精製漂白、紡績された市販のラミー糸と、それを南天の葉で草木染したもの。




ジュート ヘンプ服
黄麻(コウマ、ジュート、綱麻)
コウマは中国原産と推定されるシナノキ科の植物で、野菜のモロヘイヤと同属。
光合成による二酸化炭素の吸収力が普通の木と比べて5-6倍もあるという。
日本でもかつては九州で栽培されたらしい。
繊維は硬く、袋物、カーペット、紐などに用いられる。
写真左はジュート製品、People treeの自転車バッグ。

大麻(ヘンプ)
クワ科の1年草で、中央アジアが原産と推定されるが、あらゆる気候、土質で栽培容易で、現在では世界各地に分布している。
苧麻同様、肥料や農薬をほとんど必要とせず連作も可能、しかも土地を活性化し土質をよくする。
コウマ同様、二酸化炭素の吸収量が非常に多い。
古代から貴重な薬として利用され、喘息、偏頭痛、リウマチ、緑内障、白内障などに効果があることが近年の研究で確認されているそうだ。
食用としては、種子は良質の蛋白質、必須脂肪酸、ビタミン等をバランスよく含み、根は滋養強壮剤になるという。
用途は、衣類から丈夫なロープなど多用な繊維製品のほか、紙や建築資材、生分解性プラスチック、毒性の少ない塗料のシーラントや、ガス、炭、エタノール、メタノール、ディーゼル燃料の原料にもなるという。
衣料としては、夏は涼しく冬は暖かで、着心地が良いし、通年着られて便利だ。
こんなにいいこと尽くしの植物、規制はもちろん必要なことだが、自由に栽培できないことがすごく残念!
一方で、もっともメジャーな衣料用繊維の綿は、世界の耕地面積の2.5%の綿花畑に、全世界使用量の10%の農薬を投入して栽培されているというのだから・・・。

写真右は、Hope hempのワンピースに、ルナティカナパのマーガレットストール(藤染め)。
どちらも綿等とヘンプ40-50%の混紡だ。
(上記、大麻に関する記載は主にHope hempのタグから引用させていただいた)

葉山のブランド、ルナティカナパの「自然染め」は、従来の草木染のイメージを刷新し、植物そのままの色に近い鮮やかな発色を実現する新技術を持つシオンテック社とのコラボだ。
「植物の持つエネルギーや色の力を感じ、受け取ることができる服」をテーマに、毎年、12の植物から染め上げるカラー展開をしている。
袖を通し身にまとうと、うれしくなれる服!
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プロフィール

Hare+

Author:Hare+
人も植物も ともにいきいきと つながりたい!
*AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
*森林インストラクター
*ビオトープ管理士(計画部門1級)
*緑花文化士

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